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22 Jan.08 tue
毎日毎日寒い日が続くと、カメラを持って散歩に出かけよう、という気がおこらず、せっかくの週末もせいぜい本屋に出かけて後はゴロゴロ・・・という繰り返しです。 あまつさえ、日頃の不摂生がたたってか、とうとう風邪を引いてしまい、まだ本調子が出ません。 勢い、レコードを聴く枚数も減りひたすらゴロゴロです。 何冊か買い込んだ本の中でちょっと面白かったのは、これ。 ヘレン・モーガン著「世界最高額の切手「ブルー・モーリシャス」を探せ!」です。 モーリシャスで19世紀半ばに発行された切手をめぐるお話です。ただそれだけ。 世界で1枚しか見つかっていない切手は別にあるのですが、モーリシャスの1ペニーと2ペンスは合計27枚が確認されているだけ。その切手が如何に発見されたか、どういう経路で誰の手に渡ってどうなったか、が詳細に語られます。 そのほとんどがフランスはボルドーで見つかるのもちょっと不思議ですが、偶然のいたずらでしょう。 その後、ちょうど切手収集の趣味が始まる20世紀初頭から100年間、切手は持ち主を変えながらどんどん価値が上がっていきます。27枚のうち何枚も手許に集めながらも、いずれは手放すコレクター達の物語は興味が尽きません。とうとう日本人コレクターも後半には登場するのには驚きました。 この27枚の切手、今はモーリシャスにできた記念館でも見られるようですが、大英博物館のコレクションを見せてもらったことがあります。薄暗い照明のなかで見た切手はそれ程価値があるものとは思えませんでしたが、切手にまつわるさまざまな逸話をあらためて本で読むと、もうちょっとしっかり見ておけばよかった、ともう20年程前の経験が口惜しく感じてしまうのはやはり貧乏症の証拠です。 ものの2センチ四方の紙切れに過ぎませんが、そこには多くの物語があります。もちろん英王室コレクションに入った経緯も本書には出てきますが、コレクター魂のすごさに感心する事、しきりです。 もっとも、どう転んでも手に入るわけは無いので、安心して読んでいられるのが、この本の最大の利点なのかもしれませんが(笑)。 amazonのページは世界最高額の切手「ブルー・モーリシャス」を探せ! コレクターが追い求める「幻の切手」の数奇な運命
by credenza
| 2008-01-22 22:18
| 読書つれづれ
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