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26 Apr 06. wed
お天気の悪かったイースター休暇のブリュッセル。どこに行ってもお天気が悪かったのですが、遠出をしなかった代わりにあちこち出かけていました。 Reduを訪れた数日前に出かけたのはブリュッセルからずっと南下し、フランス国境に近いオルヴァル(Orval)です。 ![]() ベルギービールにはいろいろあるのはご存知の通りですが、いわゆる「修道院ビール」とされているものはかなりの数があるものの、実際に修道院で作られている「トラピストビール」となると6種類しかありません。その一つがオルヴァルなのです。残念ながら雨がしとしと降っていたりとあまりビールを飲む気にならなかったのでOrvalのお味の方はNED-WLTさんの記事を参照ください(笑) オルヴァルはブリュッセルから180キロ、ほとんどルクセンブルクの手前にあり、フランス国境からもすぐのところにあります。どんよりと曇ったブリュッセルを抜け出して到着したら雨でした(笑)。 ![]() オルヴァルの修道院の特徴は、11世紀から12世紀にかけて作られた修道院が発展したものの、フランス革命のあおりを受けて18世紀に破壊された廃墟の横に、第一次大戦後に往時の姿を復元した新しい大修道院が建てられている点です。その意味で、オルヴァル修道院は今でも現役で、だからこそ修道院の片隅で作られているビールを楽しむことが出来るわけです。 残念なながら広大な現修道院の方は特別の許可がないと入れないようなのですが、廃墟の方は一般に開放されており、入ったところで現在の修道士の生活を紹介するビデオを干渉できます。(礼拝堂は午後の特定時間入ることが出来るようです) ともあれ、廃墟はなかなか広大で、初代ルクセンブルク公ウエンセスラスのお墓があったり、博物館が併設されていたりと見ごたえがあります。 また、その片隅には、オルヴァルの名前の由来となった「マチルドの泉」のあとが残されています。 オルヴァルの由来は、その昔、トスカナ伯爵夫人マチルドが狩でこの地を訪れた際、誤ってこの泉に黄金の指輪を落としてしまいました。近くの祠で指輪が見つかるよう、祈った後に再びこの泉に戻って見ると、一匹の魚が指輪を加えて水面に現れ、無事にマチルド夫人の手に指輪が戻ったということです。それにちなんでマチルドがこの地を「ORVAL=Val d'Or(黄金の谷)」と名付け、修道院が建立されたとか。そんなこんなで今でも修道院の片隅で作られている、オルヴァルビールのラベルはこの指輪をくわえた魚となっています。 ![]()
by credenza
| 2006-04-26 21:05
| promenade
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