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11 Mar.06 sat
木曜日午後から金曜日午後までウィーンに出張でした。もっとも、飲みにいった以外は仕事だったので、写真を撮るヒマもありませんでした。 仕事が終わってから、5年ぶりのウィーンでもう少しゆっくりしてもよかったのですが、土曜日の朝からマーストリヒトに出かけることになっていたので、24時間ほどで帰って来たのでした。 マーストリヒトまでは130キロ弱とブリュッセルからだと車で一時間ちょっと、リエージュで乗り換えの電車で行っても2時間弱で到着します。アムステルダムなどからよりお隣の国ベルギーからの方がずっとアクセスが近い街です。 マーストリヒトに出かけたのは、この街で毎年この時期に開催される、ヨーロッパ最大級のアンティーク・フェアに出かけるため。The European Fine Art Fair (TEFAF)は、その名も”The European Fine Art Foundation"が主催される一大アンティーク・ショーです。 ヨーロッパが中心ですが、地元オランダやドイツ、フランス、イギリス、はては南米ブエノス・アイレスなどの名だたるアンティークショップがそれぞれ自慢の品を持ち込んで10日間にわたり開かれます。 しょっちゅう出かけているフェアと大きく違うところは、やはりその内容のすごさです。そんじょそこらの美術館顔負けの名品がずらりと並び、しかも当たり前のことながら全部「売り物」です。あるところにはあるんですねぇ。 西洋絵画だけでも、カラヴァッジョから始まりワトー、ルノワール、ベラスケス、ブリューゲルからピカソ、カンディンスキーまで教科書で覚えた画家の作品が並んでいます。もちろん、美術館ではありませんので、ごくごく一部を除いてガラスのケースなどはなく、ぐっと顔を近づけて鑑賞することが出来ます。 今年の目玉はニューヨークのギャラリーが出したレンブラント。会場の入り口に特別展示されていました。何でも100年ぶりに公開されるとかで、ちょっとした特別展のような感じです。 もちろん、絵画のほかにも西洋家具、宝飾品をはじめガンダーラの仏像やら、写本等々、普段なら入るのを躊躇してしまうような高級アンティーク・ショップに並んでいるものがそこかしこに展示されています。 もっとも、お値段の方も素晴らしく、1万ユーロ以下のものを見つけるのはほとんど絶望的な感じです。最初から「何か買えそうなものはないか」などと心配する必要がない分、逆にひたすら冷やかしで見ていられるので、精神衛生上もきわめて健全なフェアでした。 ちなみに、ロンドンをベースに西洋アンティーク家具の取引を生業としている友人にくっついて行ってきたのですが、彼女が一番興味を示していた17世紀頃のチェストのお値段は・・・ほとんど2億円!といったところです。ちょっと大きいので、日本の人で買いそうな人は居ないそうですが・・・ 19世紀最初の頃の直径70センチほどの地球儀でなかなかいいのがあったのですが・・・こちらもお値段も大変よくて約1億円!(笑)お値段を聞いて、丁寧にご辞退いたしました。 そうこうしていると、だんだん金銭感覚がマヒしてきて、18世紀最終頃のイギリス製マリン・クロノメーターの一級品。お値段が1万6千ユーロ(約200万円)というのをきくと「なんとか買えそうかな」と思ってしまうのが恐ろしく、終了時刻まえに戻ってきました。 ちなみに、入場料20ユーロ、厚さ4センチはあろうかという博物館級のカタログも20ユーロです。 我が家もカタログは買ってきましたです、はい。 そうそう会場内は写真撮影禁止でした。写真撮っても減るようなものは展示されてなかったのですけど・・・ TEFAFの公式HPはこちらです。出展しているアンティークショップへのリンクもあります。
by credenza
| 2006-03-12 18:10
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