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19 Oct.08 sun
以前にも蓄音機のモーターの写真をアップしましたが、ハードディスクの掃除をしていたら他にもいろいろ画像が出てきました。 ゼンマイ仕掛けの機械には必ず回転数を制御するための装置(調速器:ガバナー)が組み込まれています。このガバナー、要は動力源から伝わってくる動力を一定にするための装置なわけですから、何もゼンマイ仕掛けに限ったことではありません。 蓄音機の場合、ターンテーブルの歯車に連動した高速で回転する軸に重りの付いた板バネが取り囲むように付けてあり、遠心力で重りが開く度合いを同軸に取り付けた円盤の位置を調整してコントロールすることにより回転数を制御します。 つまり、回転数が高い→遠心力大→重りの慣性モーメント大→回転数が落ちる、となって自動的にスピードが一定に落ち着くわけですが、重りの慣性モーメントは板バネの広がり具合に依存しますので、その広がり具合を制御すると回転数が制御できるわけです。 実際には、写真に見える真鍮製の円盤(フリクション・ディスク)にフェルトでできたパッドを常にあてて、円盤の位置をコントロールします。なお、写真ではパッドが大小二つ写っていますがディスクを制御するのは大きい方のパッドで、小さい方のパッド(上から伸びているアームの先)は逆に円盤の位置を検出する役割で、てこの原理で動作を拡大しつつ回転数計につながっています。 よく「ディスクにフェルトのブレーキを当てて回転数を落とす」と誤解されますが、実際にはパッドとディスクの抵抗は少ない程良く、パッドにはたっぷりオイルをしみこませておく必要があります。<追記>下のコメント欄のとおり、一概に間違いとは言えないようです。いずれにしても、この部分に変な抵抗がかかると回転数が滅茶苦茶になります。蓄音機の中でもっともデリケートなところの一つです。 で、今回発見したのがこれ。きちんとスピードがコントロールできるか、モーター動作中にフリクションパッドを動かしてみているところです。 真鍮のフリクションディスクの位置が手前にあるほど、ガバナーの開きが小さくなり、従って高速回転となります。回転数が変る様子は、フリクションディスクの位置が変るとともに、ガバナーの3つの重りの回転が、照明のストロボ効果で早くなったり遅くなったり、果ては逆転していくように見えることからも判るかと思います。 手持ちで撮影したので画像が揺れる上、まだ調整が完全でないのでモーターがやかましい点はご愛嬌です。
by credenza
| 2008-10-19 23:52
| Gramophone
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