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12 Sep.08 fri
最近、専門外のビジネス書を読むことが増えてきました。 その感想は、一言で言ってしまうと「どうしてこんなにアホな本が多いのだろう」というものです。 まあ、どれがそういった本なのか、ということは置いておいて。 経営学や財務等に関する堅いものを除けば、大半のビジネス本の内容は、一言でいって「仕事のパフォーマンスを上げる為のノウハウの紹介」ということに尽きます。 こういった本がバンバン売れているということ自体、「如何に日本人ビジネスマンの効率が悪いか」、の証明みたいなものかもしれません。とはいえ、こういったビジネス書を読もうという人はそれなりにモチベーションがあるわけですが、全体から見れば逆に読まない(関心がない)人が大半でしょうから、組織で仕事をする以上、こういった本が多少売れたとしても全体としてのパフォーマンスの向上は大して望めないことになります。 で、いつまでたってもパフォーマンスが大して変わらないので、多少とも意識のある人はまたビジネス書を買う、という出版社にとっては美味しいビジネス・モデルが出来上がっていることになります(笑)。 こういった自己啓発本、勉強本が流行るときには必ずセットとして読書術の本が流行ります。理由は上に述べたとおりで、インプットを重視する(一部の人)がインプット量を確保するため、速読術に走るからです。 まあ中には「本はじっくり読むべし。速読などけしからん。」という本もありますが、読書量を確保するためにどうしても速読術が主流になるのは自然でしょう。 最近流行の速読術のトップは「フォト・リーディング」でしょうか。なんでもパラパラ本をめくり眺めるだけで、内容が理解できようとできまいと自分が気がついていないだけで潜在意識が覚えているそうです。 うーん、不思議ですがこれが誰にでもできるわけではなさそうなのは、書評やセミナーの受講感想を拾い読みしてみればわかります。そもそもこれは読書といえるのでしょうか。まあ、それは人それぞれの解釈でしょうけど。 そんな中、この『フォーカス・リーディング』はタイトルだけは一寸奇抜ですがオーソドックスな速読法を解説した入門書としておすすめです。なぜなら、速読「術」はあくまで「術」でありテクニックなので、それをどうやって身につけ鍛えるか、という点こそが肝だからです。 この本は1.理論編、2.鍛錬編、3.実践編の3部構成ですが、2.の鍛錬編こそがその中心で具体的なテクニック(平たく言えば、目の動かし方等)が詳しく説明され、練習できます。 1.の理論編にでてくる著者が唱える理論自体ははっきり言ってどうでもいいものですが、ちょっと面白いのは「あなたがはまりがちな”読書のワナ”」のなかの「オススメ本に安易に手をだすな!!!」のセクション。ありていに言って、この数ページだけでも本書を読む価値はありそうです。 一節だけ「ヒットする本の秘密」から引用すると、 タイトルやカバーにせよ、文字数にせよ、本が売れる理由は、意外と人為的に作られているものなのです。ちなみに「人為」という言葉を合体させると「偽」。なんだか意味深だと思いませんか? うーむ。確かに意味深です(笑)。 ともあれ、この本で述べられている速読術は実はきわめてオーソドックスなものなので、誰でも多少の訓練をすればそれなりに読書スピードが上がることは間違いなさそうです。 ちなみに、私のオススメの速読術の本は英文ですが、Speed Reading Made Easy。随分昔の本ですが未だにペーパーバックで手に入るところを見ると、この世界の古典となっているようです。(いまでも『速読の英語』(松本道弘)として抄訳がでていますが当時と中身が同じかどうかわかりません。)
by credenza
| 2008-09-12 23:50
| 読書つれづれ
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