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02 APR.08 wed
子供の頃、永〇園のお茶漬けの素におまけで安藤広重の「東海道五十三次」のカードがついてきました。その後、「富嶽三十六景」などのシリーズもありましたが圧倒的にこの「五十三次」のシリーズが多く、なんとか全部集めようと苦労したものでした。 しばらくすると、メーカーにカードを何枚かあつめて送ると「五十三次」計55枚のセットがもらえるようになり、当時はまだ元気で孫が可愛くてしょうがなかった祖父に頼んでわざわざ当時住んでいたオーストラリアに送ってもらったりしました。 この間神保町をうろついていたら、「五十三次」のセットが安く出ていました。もちろん本物でも復刻の版画でもなく、ファクシミリ。要は印刷です。 いつかはオリジナルの浮世絵を何枚か手に入れたいものだと思いながらも、この方面には不案内だったので結局手を出せずじまい。 ベルギーでも古道具屋から随分「浮世絵を買わないか」ともちかけられたものの、程度と価格のバランスがわからなかったため、珍しくもとうとう買うことはありませんでした。 で、この「五十三次」のセット。印刷とはいえかなり丁寧なファクシミリで、20年ほど前に出版されたもので当時の価格が4万円強。それが6000円ほどになっていましたので、思わず後先を考えずに購入してしまいました。もちろん新品ですが、いわゆる「自由価格本」として流通しているようです。 「五十三次」はスタートとゴールの日本橋と京三条大橋の2枚が加わった55枚のセットですから、一枚あたりの値段にすると100円強。骨董市に出ていて外人さんが良く引っかかる質の悪いプリントでも500円かそこらはしますので、お買い得といえばお買い得です。 ちょっと残念なのは、この「五十三次」、最初の場面が日本橋を参勤交代の大名行列が渡ってくる場面を描いている有名な保永堂版の復刻ではなく、隷書版を素にしていること。広重は最初に出した、保永堂版が良く売れたのでその後も何種類も「五十三次」を発表しますが、全部揃っていて評価がたかいものは保永堂版、行書版、隷書版の三つだそうです。 と言うわけで決して悪くは無いのですがちょっと残念に思うのはやっぱりミーハーなせいでしょうか。(ちなみに、「行書」、「隷書」とは地名などに使われている字体で、それが版の代名詞になっています。) 買った当初は何しろ印刷なので、箱もフォルダーもバラバラにして毎週一枚づつ額に入れて飾ろうと思っていたのですが、復刻とはいえなかなか雰囲気もいいので、そのまま箱に入れて部屋の片隅においてあります(笑)。
by credenza
| 2008-04-02 23:09
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