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08 Sep.07 sat
パヴァロッティが死んだ。まだ71だったと云う。2004年にオペラの舞台からは引退したものの、それ以降もいわゆる「さよならツアー」は継続していたし、昨年ガンが見つかるまではまだまだ元気だったようです。 残念ながらパヴァロッティの舞台はついに見られずじまいでした。 もっとも、彼の声が最高に美しかったのは、60年代後半からせいぜい70年代一杯まで。それ以降は声の輝きこそうしなわれなかったものの、あの超高域や軽やかに歌い飛ばすカンタービレはだんだん失われていってしまいました。 90年代に入って、例の三大テノールの頃になってもあのイタリア声は最後まで健在でした。ドミンゴ、カレーラスと二人のスペイン人に挟まれてパヴァロッティが響かせる歌声はあくまでイタリアのそれで、イタリア人以外には決して真似のできないヌケのよさがありました。流石にかつては見られた知的な抑制はいささか抜けてしまいましたが。 と言うわけで、久しぶりにパヴァロッティの歌ったCDをとっかえひっかえ聴いているところです。 やはりお勧めは、輝くばかりの三点ハ音(ハイC)を響かせる若い頃のオペラ全曲盤。ドニゼッティの「連隊の娘」やベッリーニの「清教徒」。いずれもかれこれもう40年近い昔の録音ですが、今聴いても全く古さを感じさせません。 もちろん「リゴレット」も「愛の妙薬」も「ボエーム」も言うことありません。ボエームは生まれ故郷のモデナでパヴァロッティと「幼稚園の同級生だった」フレーニとの共演で、いまだもってベスト盤の一つです。 もっとも、彼のテーマソングにもなった、トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」。出回っているズービン・メータ盤は個人的にはあまり好きではありません。(全曲としてはビルギッテ・ニルソンがトゥーランドットを歌っている盤がお勧めです。) ちなみに一連の三大テノールのシリーズは・・・パヴァロッティに関する限り最初の頃のもののほうがいいのですが、病み上がりのカレーラスが元気が無いのでそのあたりをどう考えるかでしょうか。気楽に聴く分には特段気になるものではありませんが。 それにしても一つだけ気になるのは、パヴァロッティのような人気を勝ちうる次のテノールがまだまだ見えてこないところ。もうスターの時代は終わったのかもしれません。
by credenza
| 2007-09-08 21:54
| opera
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