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26 Nov.06 sun
信じられないほど暖かい日が続いているブリュッセル。今日も一日お散歩日和でした。それに比べて去年の今頃は大雪で寒さに震えていたのでした。一体どうなっているのでしょうか。 お散歩に出かけるコースは、グランプラス方面を目指す街中コースとカンブルの森の方を目指すコースの二つに大きく分かれるのですが、後者のバリエーションとしてアールヌーボー建築めぐり、と言うのもあります。で、一番近くにあるのがソルヴェイ邸です。 アンモニアの製法を編み出したエルンスト・ソルヴェイは莫大な富を得、その財力を惜しまず投入して自宅の建設をアール・ヌーヴォーの創始者、ヴィクトル・オルタに依頼します。オルタは1894年から約10年かけて豪華絢爛な屋敷を建設します。その屋敷がルイーズ通りに残るソルヴェイ邸です。 ブリュッセルの市内とカンブルの森をつなぐ大通りとして開通したルイーズ通りの中ほど、224番地にいまも残っていますが、当のソルヴェイ家は1958年のブリュッセル万博を機に大幅に拡張され車の交通量が多くなったルイーズ通りを離れ、現在はあのフォロン美術館を敷地内に持つ広大なウルプ(Hulpe)城に移り住んでいます。 その後、ソルヴェイ邸はデザイナーのヴィタメール夫妻が買い取り、事務所などに使っていたのですが、現在はオルタ建築の他のアール・ヌーヴォーの建築物とともにUNESCOの世界遺産に登録されています。 このソルヴェイ邸、外観もご覧の通りなかなか綺麗なアールヌーヴォー様式なのですが、中に入って見るとその豪華さには目を見張らせる物があります。何しろ入り口から大階段が続きますが、その天井には昆虫の羽根を模したアール・ヌーヴォーのステンドグラスが大きくはめられ、自然の明かりを取り入れる形になっていますし、ベルギー領コンゴから輸入した貴重な木材を惜しげもなく使った寄木細工の扉の金具は一つ一つ手作りと言った有様です。 それ程規模的には大きくないのですが、アール・ヌーヴォーの真骨頂が味わえる場所となっています。 残念ながら内部は撮影禁止。大階段のところまでは撮影OKなのですが、インターネット等へのアップはご遠慮ください、とのことで写真はありません。(左の写真はソルヴェイ邸の中で売っている小冊子の表紙です) そのうえ、ソルヴェイ邸は一般公開しておらず、団体(22名程度まで)毎に見学を申し込んでガイド付きで見学するという方法でのみ内部に入ることが出来ます。一グループの見学料も800ユーロ強と半端ではありません。20人で割っても一人40ユーロ、約6千円になります。 たまたま先日、とあるグループに混ぜてもらったのですが、ガイド料も含め、その価値は十分あり、約1時間の見学コースを堪能することが出来ました。 と言うわけでちょっとハードルが高いのですが、旅行代理店ではツアーに組み入れられていることもありますので、機会があれば是非どうぞ。 ソルヴェイ邸のHP(見学の申し込み先)はこちら。
by credenza
| 2006-11-26 23:24
| Art Nouveau
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